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7月に東広島で公演を予定する劇団、広島大学演劇団劇団時雨堂のブログです
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 どうもこんにちは。時雨堂小道具係の槇野でございます。
 自分の中で初めての一人芝居となる「すっきりしない人」の役者をしております。

 さて、本日の稽古ですが、私は「すっきりしない人」の稽古を他のお芝居よりも先に開きコマを使って始めました。
 ストレッチ、発声等は手短に演出さんと私で各々済ませ、通し稽古の時の反省点を生かしての稽古を始めました。
 課題は「面白くできるシーンをしっかり作り、それにのっとり遊ぶ」といった感じ。笑えるはずのシーンをさらに笑えるものにするために、しっかりと動きを決めるところは決めるということをしていました。
 

 芝居とは、稽古で積み上げたものを舞台において十分に使い、遊ぶ。ということが大切だと常々思っております。
 そのためにこそ、まず第一は頭に芝居の台詞と流れを入れること。
 次に芝居に膨らみを持たせ、遍く包むこと。
 それをさらに洗練させ、流れをスムーズにすること。
 そして最後に、余韻や抜きを作り、作品に深みを持たせることなどを心がけるべしであると思っています。
 そうすることによって、自らの心を役と、ひいては芝居そのものとにつなげることもできるからです。
 つなげられた心は、その世界において自由に動き回ることが出来ます。
 そうなればこっちのもの、心は赴くままに舞台を歩き回り、自由に遊び始め、やがてはお客様をもその世界にいざなってくれるはずです。

 しかし、それは上手くことが運べばの話。人というものはなかなかこれをやろうとすると苦労が多いものです。
 そのため、演出と役者は激しく鉄を打つように稽古をして、その動きや台詞を洗練させます。台詞があらかた入り、芝居の流れが入り始めた頃ですから、生みの苦しみに悩まされる頃と言えるでしょう。私も今日の稽古は割と辛かったです。
 なぜつらいかと言えば、自分を信用できなくなるということが一つと、見えないところを指摘させていらだつということが大まかな原因だと思います。
 これは、自分の演技というものがすぐに変化を及ぼせないことに悔しがり、自分の演技というものを必要以上に貶めてしまうということと、自分の感覚だけではわからないところを演出さんにダメ出しされることで、合点が言ってない自分というもにひどく苛立ちを覚えてしまうということです。
 これは、まだ私の体にしっかりと芝居そのものが浸透していないということでもありますし、芝居をするにあたって、上達というものが一朝一夕で得られるものではないことを如実に表していると言えます。
 しかし、そういう辛さ中で生まれる芝居というものは、完成できた時が非常にうれしいのです。苦しみがあった分だけ、そこに付随する自由というものは計り知れません。稽古からの解放感と、着実に重ねた練習が合わさった時のパワーはいつもパフォーマンスをする側をも、楽しくさせてくれます。

 稽古の時間はせいぜい1時間半。しかし、一対一で行うぶん、非常に濃密な時間となったのは確かです。1日丸ごと稽古することと同じくらいの教訓が得られたと思います。公演当日には、きっと素晴らしいものが見せられるという確信が胸に刻まれた1日でありました。

 その後は他の芝居勢と合流し合同でストレッチ、発声などなどを一通り済ませて早めにご飯を食べ、私自身の稽古は終えたので、「外道(ガーター)」の稽古場をのぞきました。
 
 ガーターでは、順位あてエチュードと、賞賛非難エチュード(勝手に命名)を行っていました。
 順位あてエチュードとは文字通り、秘密裏に順位を決めてエチュードを行い、その順番を見ている側があてるというもの。
 賞賛非難エチュードとは、まず役者たちで輪を作り、台本上の人物として中央に一人が立ち、その人に向けて役者それぞれが役として賞賛し、演出の合図でそれを非難に切り替えるというもの。

 わかりやすくこの練習の意図を説明すると、前者は互いの上下関係を探り、権威に対してどういう行動をとるかということが問われ。後者は中央に立たされた役者をして、互いにどういう立ち位置でその人を見ているかということを把握しなければならないという意図がある練習であるといった感じ。なので、互いの役への認識を共有するということと、立場による態度の変化ということに対する練習が可能であるともいえるわけです。
 
 立場と認識。これは、ガーターにおける重要な要素であるといえるでしょう。ぜひ公演に足を運んでいただいたときには、その点に注目すると面白いかもしれません。これ以上は言葉を控えます。

 その後はシーン練でした。こちらはネタバレになるため内容は控えさせていただきます。こちらの稽古も非常に白熱したものになってきたとだけ伝えておくことにいたします。

 どの稽古場も通しを終えて一念発起。今が一番芝居をいかに作るか悩む時期に差し掛かりました。これが本番までには、苦境を超えた晴れがましい舞台としてお客様一人一人の目、耳、鼻、肌へと物語を紡いでいくことでしょう。ぜひとも劇場における生(なま)の感覚。これをおひとりおひとりに感じていただきたい。そのためにも、私たちは余念なく、稽古に打ち込みたいと思います。
 ぜひとも公演を楽しみにしていてください。

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こんばんは。
時雨堂照明の木邨(キムラ)です!

「外道(ガーター)」の演出もやらせていただいています。


今日は先輩方が多忙のため、人数少なめ。
こんな日もあるよね、うん!!


でもせっかく集まったので、基礎練をすることにしました。
基礎練を毎日続けるって大事ですよね。

・ストップモーション
・歩き方の練習

今日はストップモーションに2回参戦。
見よ、24の意地!

続いて、年齢や役柄に合った歩き方の練習。
それぞれ個性が出て面白いかったです。


短い稽古でしたが、ちゃんと意味はあったはず。

明日はたくさん来てほしいな!

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みなさん、どうもこんにちは!
時雨堂制作の野津です。
制作とともに今回の上演作品のうちの一つ「心バイバイ」の演出をしております。


さて、本日の時雨堂稽古ですが休日だけあってモリモリでした。

•体操
•筋トレ
•縄跳び
•ストレッチ
•ストップモーション
•作品ごとの練習
•モニュメント
•罵り合い

罵り合いは、うーん・・・
感情解放に近いのかな?
売り言葉に買い言葉
そんな練習です。

モニュメントについてですが
私は初めて参加したのですが楽しいですね!

数人でお題にそった「モニュメント」を表現するというものですが
大人数で表現するのでいわゆる「空気を読む」訓練だと思います。
自分で表現するだけでなく、舞台にいる全員で一つのものを表現する、これは演劇に必要な要素ですね。

今日は「モニュメント」で生まれた名モニュメントをご紹介します!


お題:乱闘
正面からではないのですが、一筆書きのように戦いが広がっていく様は面白いですね。


お題:アイドル
センターがビシッと決め、他のアイドルも満面の笑顔!追っかけも息ピッタリ!そして後ろには秋○康!?




お題:カンフーアクション
悪役を成敗したシーンですね。
上がヒーロー側、下の写真が撮影側です。
お題一つをとっても様々な視点で表現されていて、もっといろんなものが見れそう!


さてさて、紹介は以上ですがこれからもっと稽古場の写真を載せていきたいですね。


それでは!!

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こんばんはです!
時雨堂音響部2年の荒谷と申します!!

私はスタッフとして参加しています。
稽古に出れず…ということも多いのですが、今日は久しぶりに顔を出すことができました。

今日は、最初に全員で
・表情筋を鍛え
・感情をぐあーっと解放
しました。

その後、各作品に別れての稽古という形となり…
私はこの度「心バイバイ」のほうに参加させていただきました。
主にシーン練、そして演出・役者間での話し合いがメインでした。

どの作品もなのですが、それぞれの「伝えたいこと」をものすごく追求しているように感じます。
熱が入った稽古で演出・役者の意気込みが感じられます。

自分もスタッフとして、この舞台に一生懸命携わりたいと思います!

みんなで作り上げる公演がとっても楽しみです。

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どうも、2年生の川村です。

よろしゅうお願いしますm(_ _)m

この日はまず皆で顔の体操!!!
フェイスアップ!フェイスダウン!
顔が火照りました~(^_^;)
その後各芝居に分かれて練習。
私は「箱庭の神様」の演出をやっております!

演出は難しいですが、楽しいです。
いろんな角度から一つの芝居を作り出し、
それを見る。
いろんな発見を役者とともに出来るので
なので、毎日とても有意義なす時間を過ごしている気がします。

いや~早く「箱庭の神様」を見ていただきたいですな~!
以上、川村でした。

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